看護実習で辛かったこと5選!乗り越え方もご紹介

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看護実習で辛かったこと 実習

こんにちは、aiです!

看護学生、もしくは看護学生になろうと思っている方で看護実習に対して不安を抱いている方はいませんか?

看護師になるためには必ずこの看護実習を経験しなくてはいけませんが、「看護実習は辛い」という噂を聞いて不安に思っている人も多いのではないかと思います。

今回はそんな皆さんに向けて、現役看護学生の私が実際に看護実習を経験して辛かったこととその乗り越え方についてご紹介していこうと思います。

看護実習は確かに大変でしたがコツさえつかめば効率よく乗り切ることが出来ますよ!

看護実習で辛かったこと

私が看護実習で辛いと思ったことは以下の通りです。

  • 指導者さんがとにかく怖い
  • 記録の量が多くて大変
  • 睡眠時間がとれない
  • 患者さんとのコミュニケーションが上手くとれない
  • 辛そうな患者さんをみることが辛い

それぞれ解説していきますね。

指導者さんがとにかく怖い

まず最初に私が看護実習で辛かったことは、とにかく指導者さんが怖かったことです。

看護実習では日替わりで(施設によっては日替わりではないこともあります)看護学生を指導してくれる担当の看護師さんがいてくれます。

しかし、この指導者さんは学生指導とは別に患者さんへのケアなど通常業務も抱えているためとても忙しく、時々実習に来ている看護学生に冷たく当たってくる方もいます。

実際に私が経験したこととしては、「挨拶をしても無視される」「報告を聞いてもらえない」「指導の際の口調がきつい」などがありました。

学生としては実習させていただいている身ですし、指導者さんも忙しくて大変だということは分かるのですが、やっぱり冷たくされると辛かったです。。

記録の量が多くて大変

看護実習では書かなくてはいけない看護記録の量がとにかく多いです。

実習中に書かなくてはいけない記録の内容としては以下のようなものがあります。

  • 日々の行動計画・行動目標
  • 受け持ち患者さんに関する看護過程(情報の分類・アセスメント・看護診断・関連図・実施計画など)
  • その他実習中に指示された自己学習
  • レポート(帰学後もしくは実習終了後)

少しでも手を抜くと次の日に指導者さんや教員に指摘されるため、全てにしっかりと取り組む必要があります。

この中でも特に看護過程のアセスメントは、情報をもとに患者さんの状態を細かく分析するため量が多く非常に大変でした。

睡眠時間がとれない

実習中は睡眠時間を十分に確保することがなかなかに難しくなります。

実習先の病院が自宅から遠くにあるということも少なくなく、また先ほどお話ししたように実習中は記録など家に帰ってからもやることが沢山あるため、どうしても睡眠時間が削られてしまいます。

私の場合、初めての領域実習では記録を効率的にこなすことができず3時間眠れればいい方でした。。

患者さんとのコミュニケーションが上手くとれない

看護実習ではそれぞれの実習で別々の患者さんを受け持たせていただくため、時には患者さんとのコミュニケーションを上手くとることができずに悩んだこともありました。

実習中はできるだけ患者さんの情報を集め、質の良いアセスメントを行うことが重要なのですが、患者さんとのコミュニケーションが上手くいかないとアセスメントに必要な情報を収集することが出来なくなってしまいます。

また、あまりコミュニケーションがとれていないと患者さんとの信頼関係の構築も難しくなってくるため、お互いにやりにくさを感じてしまうことにもつながります。

1つの実習では基本的に受け持ち患者さんは変わらないため、患者さんとのコミュニケーションがあまり上手くいっていないと、その実習は辛いと感じることが多かったです。

辛そうな患者さんをみることが辛い

病院には様々な健康状態の方が入院しています。

そのため実習中に状態があまりよくなく辛そうな患者さんを目にする機会もありますし、そのような状態の患者さんを受け持たせていただく可能性もあります。

病院なので健康状態が良くない患者さんがいるのは当たり前なのですが、患者さんが辛そうにしているのをみるのはやはり辛いものです。

実際に私は2年生の時の実習でCOPD(慢性閉塞性肺疾患)という呼吸器疾患の患者さんを受け持たせていただいたのですが、咳や呼吸が苦しそうな患者さんをみるのは非常に辛かったです。

辛い看護実習を乗り越えるためのポイント

看護実習を乗り越えるためのポイントは次の6つです。

  • 笑顔で挨拶
  • 報告の際は指導者さんの状況を考える
  • 事前学習に力を入れる
  • 根拠を説明できるようにしておく
  • 患者さんの視点に立って考える
  • 実習が終わった後のご褒美を考えておく

笑顔で挨拶

実習中は病棟の看護師さんはもちろんその他の職種の方や患者さんなど、周囲の人に笑顔で挨拶をすることを心がけましょう。

時には忙しさや病気で苦しい状態にあるなどの理由で無視をされてしまうこともあるかもしれませんが、その時は相手の事情をくみ取ってそんなこともあると軽く受け流してしまうのがいいです。

笑顔での挨拶はその場の雰囲気を明るくすることに繋がりますし、暗い表情でいるよりも笑顔でいた方が病棟で働くスタッフさんや患者さんからの印象も良いため実習がやりやすくなるのでおすすめです。

報告の際は指導者さんの状況を考える

看護実習では適宜指導者さんへの報告を行うのですが、その際には指導者さんが今何をしているのかなど状況を考えて声をかけることを意識しましょう。

先ほどもお話ししたように指導者さんは学生指導以外にも業務を抱えているためとても忙しいです。

そのため指導者さんが重要な業務に追われているときなどに声をかけてしまうと、指導者さんの負担となってしまい冷たくあしらわれてしまう可能性もあります。

実習メンバーと連携をとりながら指導者さんの状況を把握し、業務が落ち着いているタイミングを見計らって報告を聞いてもらうように意識しましょう。

それぞれの学生がバラバラで報告をするのではなく、メンバーまとめて報告をするというのも1つのコツです。

事前学習に力を入れる

実習が始まる前には、これから行う実習に関する事前学習をしっかりとしておくようにしましょう。

先ほどもお話ししたように看護実習では記録物が多くそれによって睡眠時間が削られてしまうことが良くあります。

そのため、実習中にいかに効率よく記録を進めるかが実習を上手に乗り切るためには重要になります。

実習が始まる前に事前学習をして、これから行く病棟ではどのような病気が多くどのような治療が行われているのかなどといったことを把握しておくと、実習中のアセスメントや看護計画の立案がスムーズに進むためおすすめです。

根拠を説明できるようにしておく

実習中に行う行動や看護記録に記した内容についてはその根拠をしっかりと説明できるようにしておきましょう。

医療の現場では根拠に基づいた医療・看護を行うことが非常に重要視されています。

そのため実習中も指導者さんや教員から記録の内容や実施するケアの根拠を求められる場面が多いです。

その際にしっかりと答えられないと調べてくるように指示されたりして自己学習が増えてしまうため、完璧にする必要はないまでもある程度は説明できるようにしておくことをオススメします。

患者さんの視点に立って考える

実習中に患者さんと接する際や看護計画を考える際などには患者さんの視点に立つことを忘れないようにしましょう。

看護においてケアの中心は患者さんです。

実習中は緊張や時間がない中で看護計画を立案しなくてはならないことによる余裕の無さなどから患者さんの思いを考慮することを忘れがちですが、どんな時でも患者さんの視点に立って考えることを意識することが大切です。

実習が終わった後のご褒美を考えておく

今までたくさん看護実習を乗り越えるためのポイントをお伝えしてきましたが、それでも看護実習は大変です。

ですので、実習が終わった後の自分に対するご褒美を考えておきましょう。

そうすることで実習中に辛いと感じたときの心の支えになってくれます。

まとめ

今回は実習で辛かったことと辛い実習を乗り越えるためのポイントを合わせてご紹介しました。

実習は確かに大変ですが臨床で実際の看護を学ぶことが出来る貴重な機会です。

終わらない実習はないので、今まで学校で学んだ知識を活かして乗り越えていってください。

この記事が少しでも皆さんのお役に立てたら幸いです!

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