こんにちは、aiです。
- 年齢を重ねても美容看護師として働けるのかな?
- 美容看護師の末路ってどうなんだろう…
こんな風に悩んでいる美容看護師さんはいませんか?
今回はそんな方に向けて、「美容看護師としてのキャリアプラン」と「美容看護師として長く働くコツ」を徹底解説します。
この記事を読めば、美容看護師としてのキャリアプランの実際がわかり、安心して美容看護師としてのキャリアを歩むことができます。
実際に私が美容看護師として、多くの看護師さんのから聞いた話を踏まえて解説するため、必ず参考になるはずです。
ぜひ最後までじっくり読みこんでみてください!
美容看護師ってどんな仕事?
美容看護師の末路について解説する前に、美容看護師の仕事内容について簡単に紹介します。
すでに知っているという方は、こちらから読み進めてください。
美容看護師の役割は、患者様のコンプレックスに寄り添い施術を通して患者様がきれいになるためのサポートをすることです。
美容看護師の仕事内容
具体的な仕事内容については、以下の通りです。
- 医師の診療の補助
- レーザー照射
- 美容点滴・注射
- ピーリング施術
- カルテ入力
- 薬剤・物品管理
- 患者様へのヒアリング
- 院内の環境整備
- オペ介助(美容外科の場合)
- 施術後のアフターケア
脱毛クリニックにおける美容看護師の業務内容については「【現役美容看護師が解説!】脱毛クリニック看護師の仕事内容を徹底解説」をご覧ください。
美容看護師の給与や待遇
続いて、美容看護師のお給料や待遇についても少し解説します。
美容看護師の年収は390万~500万円と、高めになっています。
日勤のみでここまでのお給料をもらえることもあり、看護師さんからの人気も非常に高いです。
※美容看護師のお給料事情については、看護roo!の「美容クリニックで働く看護師の仕事内容・年収|転職できる?メリット・デメリットは?」が非常に参考になります。
美容看護師の給料が良い理由は?
美容看護師のお給料が良い理由は、インセンティブ制度があることと美容クリニックが自由診療であることが大きいです。
自由診療だと提供するサービスや商品の価格は、クリニック側が自由に決めて良い仕組みのため、利益を上げやすくなります。
また、美容看護師のお給料にはインセンティブ制度が設けられていることが多く、売り上げを上げた分だけ追加で報酬をもらうことができます。
このような理由から、美容看護師の給料は高めになっているのです。
美容看護師の将来性
ここからは、美容看護師の将来性について解説します。
結論から言うと、美容看護師の需要は今後益々高まっていくことが考えられます。
美容医療業界の需要は年々高まっている
昨今インターネットやSNSの普及によって、人々の美容への関心が高まってきています。
また、SNSで美容施術について触れる機会が増えたことで、美容施術に対する心理的ハードルも下がっているようです。
このようなことから、多くの年代で美容医療の需要は格段に向上してきています。
そして、美容医療業界の需要の高まりに伴い、美容看護師の需要も高まってきているのです。
美容看護師として長期で働くことはできる?年齢層は?
次に、美容看護師さんの年齢層について解説していきます。
美容看護師は、若い人しかいないと思われがちですが全くそんなことありません。
様々な年齢の美容看護師さんが多くのクリニックで働かれています。
美容看護師の年齢比率
実際に美容クリニックで働かれている看護師さんの中には、40代の方もいらっしゃいます。
以下はSBCメディカルグループにおける看護師の年齢別従業員数になります。
年齢 | 人数 | 割合 |
25歳以下 | 1,410名 | 18% |
26~30歳 | 3,311名 | 43% |
31~40歳 | 2,560名 | 33% |
41歳以上 | 383名 |
5% |
「SBCメディカルグループ 採用情報 データで見るSBC」より
このようを見てもわかるように、30代、40代以上でも活躍されている美容看護師さんは少なくありません。
美容看護師の末路は明るい!キャリアプランを徹底解説
ここからは、いよいよ美容看護師さんの将来的なキャリアプランについて解説していきます。
美容看護師として経験を積むことでキャリアの選択肢が大きく広がります。
美容看護師さんの主なキャリアプランは以下の通りです。
それぞれ解説していきます。
美容クリニックで管理職として従事する
美容クリニックで長期に勤務し経験を積むことで、主任や看護師長などの管理職を目指すことができます。
管理職になることでスタッフの育成や経営など様々な経験を積むことができるようになります。
決して簡単な道のりではないですが、経営やマネジメントなどに興味がある方は目指してみるとよいかもしれません。
私が勤めている美容クリニックにも、管理職として働かれている40代の看護師さんが多数いらっしゃいます。
より条件の合う美容クリニックへ転職する
美容看護師としてある程度経験を積んだ後には、これまでの経験を生かして、より自分の希望に合った条件の美容クリニックに転職することも可能です。
そうすることで、自分に合った働きやすい環境で長期的な美容看護師としてのキャリアを築くことができます。
フリーランスや開業などで独立する
美容看護師さんの中にはフリーランスのアートメイク看護師として独立したり、これまでの経験を生かして美容サロンを開業する人もいます。
このパターンでは、成功すると1,000万円以上の報酬を得ることも可能です。
ただし、フリーランスになったり開業するためには経営についての知識も求められるため、追加での勉強は必要になります。
美容関連企業に転職する
その後のキャリアとして、美容関連企業への転職を選ぶ方もいらっしゃいます。
美容看護師は日々の業務の中で美容成分や皮膚について多くの知識を身につけることができます。
そのため、美容看護師として培ったこれらの知識を生かしてコスメなどを販売する美容関連企業で活躍することも可能です。
私の同期でも美容クリニックから美容関連企業の営業職に転職した方がいます。
美容看護師としての経験を活かしながらお客様に幅広いご提案ができて、楽しいそうです!
一般病院へ戻る
美容クリニック退職後のキャリアとして一般病院へ戻る選択をする人も多くいらっしゃいます。
一般病院は人で不足であることが多く、年齢を重ねた後でも採用してもらうことは可能です。
ただし、美容看護師として従事している間に、臨床における看護スキルは低下していることが考えられます。
そのため、一般病院に戻る前にはスキル回復のための自己研鑽が必要です。
美容看護師として長期的に働く7つのコツ
次に、美容看護師として長期的に働くコツについても解説します。
主なポイントは以下の通りです。
1つひとつ解説していきます。
自分に合ったクリニックを見つける
美容看護師として長く働くためには、自分に合ったクリニックを見つけることが何よりも大切です。
自分に合わないクリニックで働いていると、精神的にも身体的にも辛くなってしまうためです。
美容クリニックといっても美容皮膚科や美容外科、脱毛専門など様々な種類のクリニックがあります。
また、院によって職場の雰囲気は全く異なります。
そのため、応募前にクリニックの特徴を確認しておきましょう。
スキルアップや知識習得など自己研鑽を継続する
美容看護師として長期に活躍していくために、スキルアップは欠かせません。
美容医療は日々進歩しており、新しい施術や美容商品が次々に出てきています。
患者様に最新の知識とサービスを提供するためにも、スキルアップや知識習得などの自己研鑽に努めることが大切です。
英語力を身につける
意外かもしれませんが、英語力も美容看護師として従事するうえで非常に重要です。
最近では、外国の方が美容クリニックにご来院されることも増えてきています。
そのため、英語力があると外国の患者様に対してスムーズに対応することができます。
また、ほかの美容クリニックに転職する際に有利になることも多いです。
私が勤めているクリニックにも、毎日数名の外国人の患者様がいらっしゃいます。
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美容看護師としての将来的な目標を持つ
長期で働くためには、美容看護師としての将来的な目標を持つことも非常に大切です。
美容看護師は非常にやりがいのある仕事ですが、大変なこともたくさんあります。
そのため、将来的な目標がないと途中で辞めたくなってしまうことも少なくありません。
美容クリニックで管理職になりたい、アートメイク看護師として独立したいなど、美容看護師としての将来的な目標を持つことも大切です。
理想と現実のギャップが生じないように注意する
美容看護師になる前の注意点になりますが、理想と現実のギャップが生じないように注意することが必要です。
美容看護師はキラキラしたイメージを持たれやすい職業です。
しかしながら、美容看護師の仕事は身体的にも精神的にも大変なことがたくさんあります。
そのため、キラキラしたイメージだけで入職すると、理想と現実のキャップで短期離職につながる恐れが高いです。
私が勤める美容クリニックでも、理想と現実のキャップを感じて数か月で離職される看護師さんが多くいらっしゃいます…
美容クリニックへの入職を検討する際には、現実的な部分までしっかりと調べることが大切です。
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体力維持に努める
美容看護師は、1日中施術やオペ介助に入っていることが多く体力が必要な職業です。
そのため、長く続けるためには体力の維持も重要です。
患者様からのクレームを真に受けない
精神的に辛くならないために、患者様からのクレームを真に受けないことも重要なポイントです。
美容クリニックにご来院される患者様は美意識が高い方が多くいらっしゃいます。
そのため、採血など少しのミスでもクレームにつながることが多いです。
もちろんミスをしないことが第一ではありますが、クレームが来たとしても真に受けすぎないことも長く続けるうえでは大切です。
美容看護師として長期で働くことで生じるリスクと対処法
ここまでお伝えしてきたように、美容看護師として長期で働くことは可能です。
しかしながら、美容看護師として長期で働くことのリスクも少なからずあります。
ここでは、美容看護師として長期で働くことで生じる主なリスクと対処法を解説していきます。
主なリスクは以下の通りです。
看護師としてのスキルや知識の低下
美容看護師として働くと、臨床で行うような看護やケアを行う機会が非常に少なくなります。
そのため、美容看護師として長期で働くと一般的な看護師としてのスキルや知識が低下することは避けられません。
また、それに伴い医療現場に戻りにくくなるというリスクもあります。
対処法:研修に参加したり自己学習を行う
対処法としては、研修に参加したり自己学習を行うことが挙げられます。
そうすることで、美容看護師として働きながらも一定の看護スキルや知識を保持することができます。
将来的に一般病院へ戻ることを検討している場合、疾病についての勉強したり看護師用の研修に参加することで看護師としてのスキルや知識の維持に努めましょう。
身体的に負担が大きくなる
美容看護師に限った話ではありませんが、美容看護師は施術業務が主になるため身体的な負担が大きいです。
そのため、若いうちは問題なくても年齢を重ねるにつれて辛いと感じる看護師さんも少なくありません。
長時間の施術により、特に腰や首を痛めて退職される看護師さんが多かったです。
対処法:管理職を目指す
これに対する1つ目の対処法として、管理職を目指すことが挙げられます。
管理職になると、スタッフのマネジメントや院の運営・経営が主な業務になります。
そのため、施術スタッフよりも身体的な負担は少ないです。
結果として、身体的な負担を少なく美容看護師を続けることが可能です。
対処法:身体的に負担の少ないクリニックを探す
身体的に負担の少ないクリニックを探すということも効果的な対処法です。
クリニックによって忙しさは全く異なります。
また、美容外科と美容皮膚科では施術内容にも違いがあります。
そのため、事前にクリニックの雰囲気や忙しさを確認して自分に合った場所で働くことを意識しましょう。
そうすることで、多少身体的な負担を和らげることができます。
美容看護師の末路は努力次第で輝く!
一般的には美容看護師は年齢を重ねると働けなくなると思われがちですが、自分の努力と工夫で美容看護師としてのキャリアを輝かせることが可能です。
この記事を参考に、あなたに合った美容看護師としてのキャリアを探してみてください。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
美容看護師として採用されるためのコツについては、「これで採用間違いなし!美容看護師に受からない原因と採用されるためのコツを徹底解説」をご覧ください。
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