さわ研究所の黒本は使いやすい?結論:コツコツ型の勉強には相性ばっちり!【看護師国家試験問題集レビュー】

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参考書・問題集

こんにちは、aiです。

「看護師国家試験に向けて問題集を購入しようと思うけど、さわ研究所の黒本って使いやすいの?」と思っている方はいませんか?

今回はそんな皆さんに向けて、さわ研究所の黒本についてのレビューを書いていきたいと思います。

実際に使ってみた感想など、本音でレビューしましたので購入を迷っているという方はぜひ参考にして頂けたら嬉しいです。

黒本ってどんな問題集?

まず最初にこの本の概要について簡単に紹介します。

もうすでにご存じの方やレビューだけを見たいという方は飛ばしてください。

さわ研究所ホームページから引用

黒本は看護学生なら知らない人はいないくらいの大手看護師国家試験予備校さわ研究所が出している、看護師国家試験の過去問題集です。

過去16年分3500問以上の圧倒的な問題数を誇り、問題数だけで見たら他の問題集で右に出るものはありません。それでいて、中身は13冊に分かれているので持ち運びにも便利な作りです。

また、予備校が出している問題集ということで、予備校の講義と連動させて使用できるようにもなっています。

さわ研究所黒本のメリット4つ

黒本を使用してみて良かったと思う点は以下の4つです。

  • 圧倒的な問題数で過去問演習が徹底的にできる
  • 分冊になっているため持ち運びがしやすい
  • 問題冊子と解答冊子が分かれているため見やすい
  • さわ研究所の講義と連動しているため、講義によってより理解を深められる

それぞれ詳しく解説していきますね。

圧倒的な問題数で過去問演習が徹底的にできる

最初にも書きましたが、さわ研究所の黒本は過去16年分3500問以上の問題が収録されており、この数は他の過去問題集と比べてもトップクラスです。

看護師国家試験はプール制(過去の問題と同じもしくは一部改変した問題を繰り返し出題する方法)がとられているため、合格するためには過去問演習が必要不可欠になります。

そのため、他の過去問題集と比べ物にならない数の問題に触れることができるという意味で、この圧倒的な問題数は大きなメリットだと思います。

分冊になっているため持ち運びがしやすい

さわ研究所の黒本は7章13冊に分かれており、自分が今使う部分だけを持ち運べるような作りになっています。

黒本は収録されている問題数が多い分ページ数も他の過去問題集と比べると多くなっており、一度に持ち運ぶのはなかなか大変だと思うのでこのような作りになっているのは非常にありがたいですね。

実際、学校や図書館などに出かけて勉強する際もかさばらずに済みました。

問題冊子と解答冊子が分かれているため見やすい

さわ研究所の黒本は問題冊子と解答冊子が別々になっています。(社会保障制度の章は問題と解答が一緒の冊子になっています。)

そのため問題と解答を隣に並べながら学習を行うことができ、答え合わせがしやすかったです。

さわ研究所の講義と連動しているため講義によってより理解を深められる

これに関しては私は講義を購入しなかったので実際の感想ではないのですが、サービスとしてとても良いと思ったので合わせてお伝えしますね。

最初にもお伝えしましたが、さわ研究所の黒本は予備校の講義と連動させて使用できるようになっており、解答を見ただけでは理解できなかった問題についてさらに詳しい解説を聞くことができます。

実際に過去問に取り組んだことがある方ならわかると思うのですが、過去問演習を行っていると、問題集の種類に関係なく解説を読んでも完全には理解することができず疑問が残ってしまうということも多々あります。

そのような時にこの講義を活用することで、自分がすでに身につけた知識と絡めながら詳しい解説を聞くことができるため、問題に対する理解をより一層深めることができると思います。

価格についても1問590円、テーマごとだと1コマ1000円ほどなので、自分に本当に必要な講座だけを購入するとしたら結構お得ではないでしょうか。

気になった方はさわ研究所のホームページから詳細を確認してみてください!

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さわ研究所黒本のデメリット4つ

次にさわ研究所黒本のデメリットを5つほどご紹介していきます。

  • 問題が多すぎてなかなか終わらない
  • 中身が白黒の殺風景でやる気が湧かない
  • 他の問題集と比べると解説か少ない
  • 必修問題が1問も収録されていない

それぞれ詳しく解説していきます。

問題が多すぎてなかなか終わらない

正直言ってさわ研究所の黒本は1年間では全範囲終えることが難しいと思います。

繰り返しになりますが、この問題集の大きな特徴の1つは収録されている問題数の多さです。

問題数が多いことは国家試験対策を行う上でメリットでもあるのですが、学習のペースや開始時期を間違えてしまうと当日までに全範囲を終えることができなくなってしまいます。

私が国家試験対策を開始したのは受験生になる前の年の春(大学3年の春)だったのですが、この時期から勉強を始めたのにも関わらずさわ研究所の黒本は当日までに終えることができないと思い途中で挫折してしまいました。

周囲の友達と同じペースで学習を進めるのであれば、さわ研究所の黒本はおすすめできません。

中身が白黒の殺風景でやる気が湧かない

さわ研究所の黒本は白黒で無駄な装飾もなく解説のみのシンプルなものになっています。

シンプルな方が集中できて良いという方には適しているかもしれませんが、私にとっては面白みがなくページを開いてもあまりやる気が出ませんでした。

他の問題集と比べると解説か少ない

私は看護師国家試験対策として「医学書院」「メヂカルフレンド社」「さわ研究所」の問題集を購入したのですが、この3つで比較するとさわ研究所の黒本はそこまで解説が多い方ではないかなと思いました。(ちなみにこの中で解説が1番充実していたと思うのは、メヂカルフレンド社の問題集です。)

解説に図や表などもあまり使われていなかったので、理解するのに十分な量・質の解説かと言われたらそうではないと感じてしまいました。。

必修問題が1問も収録されていない

さわ研究所の黒本は一般・状況設定問題のみが収録されており、必修問題は1問も含まれていません。

私は必修問題と一般・状況設定問題は一緒に勉強をすることで効率よく理解できると感じているため、黒本だけでは全く必修問題に触れることができないというのはマイナスポイントでした。

また、「医学書院」「メヂカルフレンド社」の問題集には一般・状況設定問題にプラスして必修問題も含まれているのにも関わらずさわ研究所の黒本よりも価格が安いため、コスパという面についても黒本はあまり優れている方ではないと思います。

まとめ:さわ研究所の黒本はこんな人におすすめ!

以上のことからさわ研究所の黒本はこのような人におすすめです!

  • 早い時期からコツコツと勉強を進められる人
  • とにかく数をこなしたい人
  • 他の教科書や参考書を活用しながら学習したい人
  • さわ研究所の講義を受けたいと思っている人

というわけで今回はさわ研究所の黒本について、私が実際に使ってみた感想等をシェアしていきました。

この記事を読んで自分に合っていると思った方はぜひ購入を検討してみてくださいね!

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