こんにちは、aiです。
・問題集を買ったけど進め方がわからない…
・効率よく勉強を進めたい!
こんな風に思っている方はいませんか?
今回はそんな皆さんに向けて、看護師国家試験問題集を効率よく進める方法を徹底解説します!
効率よく問題集を進めて、余裕をもって国家試験当日を迎えましょう。
国家試験勉強のコツは別で下の記事にまとめてありますので、合わせて参考にしてみてください。
看護師国家試験問題集を効率よく進めるコツ4つ
効率よく問題集を進めるコツは次の通りです。
- 問題集は3周する
- 学習内容はノートにまとめない
- 1日に取り組む問題数をあらかじめ決めておく
- 学習内容を関連付けながら進める
1つずつ解説していきます。
問題集は3周する
購入した問題集は3周して内容を頭に入れるようにしましょう。
それより少ないと覚えたつもりでもしっかり定着していないということがありますし、逆に多くやろうとしても負担が大きく勉強が作業的になってしまうため3周がおすすめです。
3周の進め方は以下の通りです。
- 1周目:どんな問題があるのかを知る目的でスラスラ解く
- 2周目:解答・解説をしっかり読み込み、根拠を理解する。
- 3周目:2週目で覚えたことがしっかり定着しているか確認する目的で、再度問題を解く。
1周目:どんな問題があるのかを知る目的でスラスラ解く
1周目は特に正解することにこだわらずにスラスラ解きましょう。
ここでは国家試験の問題を知ることが目的ですので、正解することにこだわらなくても大丈夫です。
ただ今後の学習の参考になるため、自信をもって正解できた問題・できなかった問題・正解だけど自信がない問題にそれぞれチェックを付けておくことはおすすめです。
私は、自信をもって正解できた問題に〇、できなかった問題に×、正解だけど自信がない問題△を付けて後で見返したときに分かるようにしていました!
2周目:解答・解説をしっかり読み込み、根拠を理解する
2周目では解答・解説をしっかり読み込み、その問題に根拠を持って答えられるくらいに必要な知識を頭に叩き込みましょう。
ここで意識して頂きたいポイントは次の3つです。
- 解説の文章を暗記するのではなく、解説の内容を理解する。
- 解説の中の理解できなかった部分や知らない単語などについては他の参考書等で調べて、解説を完全に理解できるようにする。
- 答えの根拠だけではなく、それ以外がなぜ正しくないのかの根拠も理解する。
この2周目が3周する中で一番時間がかかって大変になってきます。
しかし、ここをいかに丁寧にやるかが知識の定着に大きく関わりますので、決して妥協せず自分が内容を完全に理解したと思うまで解説を読み込みましょう。
3周目:2周目で覚えたことがしっかり定着しているか確認する目的で、再度問題を解く
2周目での学習内容が定着しているかを確かめるため、確認テストのような感じで問題を解きます。
ここではできるだけ全問正解を目指して解くようにしましょう。
この段階で、正解できなかった問題(×)や正解だけど自信がない問題(△)があった場合には、まだ知識の定着が十分でない可能性があります。
このような問題については2周目の内容を再度やり直して、解説を完全に理解できるようにしましょう。
学習内容はノートにまとめない
SNSなどでは綺麗にノートまとめを行っている看護学生さんをたくさん見かけますが、これはあまりおすすめできません。
なぜかというと、学習内容を1からまとめようとすると綺麗にまとめることが目的になってしまい、頭にはそれほど定着しないためです。
それよりも問題集の解説を直接頭に入れるようにして、追加で調べた内容は随時問題集に書き込むやり方をおすすめします。
1日に取り組む問題数をあらかじめ決めておく
過去問に取り組む前に1日に取り組む問題数をあらかじめ決めておくようにしましょう。
問題数は自分の力量や本番までの時間、現在何周目なのかなどによって柔軟に変更して大丈夫です。
たとえば、
- 平日:30問(2周目)
- 休日:50問(2周目)
このような感じで簡単にでも自分の中での目標を決めておくことで、その日の気分に左右されることなく一定のペースで確実に学習を進めることができます。
学習内容を関連付けながら進める
過去問を解いていく際には問題ごとに完結させるのではなく、それぞれの問題を関連付けて考えるようにしましょう。
そうすることで知識が頭に残りやすくなり、また応用もしやすくなります。
以下に具体例をお示しします。
慢性腎不全によって起こるのはどれか。2つ選べ。(第105回AM83 成人看護学)
- 低血圧
- 低リン血症
- 低カリウム血症
- 低カルシウム血症→腸管や尿細管でのカルシウムの吸収には活性型ビタミンDが必要。ビタミンDの活性化は腎臓が行っている。
- 代謝性アシドーシス 答え.4.5.
更年期女性の骨粗鬆症の予防で適切でないのはどれか。(第96回AM131 母性看護学)
- 禁煙
- 有酸素運動
- カロリー制限
- ビタミンDの摂取→ビタミンDは、腸管や尿細管でのカルシウムの吸収に関与している。摂取することで骨粗鬆症の予防につながる。 答え.3
いかがでしょうか。
2つの問題は出題分野が異なりますが、1つ目の問題で学んだ知識は2つ目の問題を解く際に活かすことができます。
まとめ
今回は、看護師国家試験問題集を効率よく進めるためのコツをご紹介しました。
たった4つのことに注意するだけで、知識の定着や学習の進行がかなり変わってきますのでこれから学習を始めるという方はぜひ参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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