こんにちは、aiです。
美容看護師として働きたいけど中々受からない…
こんな風に悩んでいる方はいませんか？
今回はそんな方に向けて、美容看護師に受からない原因と採用されるためのコツを徹底解説します。
この記事を読めば、「あなたが美容看護師に受からない原因とどうしたら採用されるのか」が分かり、次の試験では内定がもらえること間違いなしです。
私自身、この方法で「臨床経験4か月・美容経験なし」から美容看護師として採用されることができたためぜひ参考にしてください。
※あなたが美容看護師に向いているかどうかは「美容看護師に向いている人・向いていない人の特徴を徹底解説」を参考にしてください。
美容看護師の採用は倍率が高くて難しい！
美容看護師の採用は一般病院の採用と比べて倍率がとても高く難しいです。
理由としては、夜勤なし・高給与で待遇が良く看護師の求人のなかでも特に人気が高いことが挙げられます。
クリニックにもよりますが、人気のところだと倍率が5～10倍になることもざらにあります。
そのため、対策をあまりせずに数だけ受けても採用されることは厳しいです。
美容看護師に受からない場合の主な原因は?
ここでは美容看護師に中々受からない場合の原因を、応募書類と面接に分けてお伝えします。
応募書類
提出する書類が不適切だと書類選考の時点で落とされてしまう可能性が高くなりますので注意しましょう。
誤字脱字が多い
看護師さんが意外とやってしまいがちなミスが誤字脱字です。
今まで臨床で働いてきた方だと急いで書く癖がついており、それにより誤字脱字が多くなってしまうのかもしれません。
しかし、誤字脱字が多いと雑な印象になってしまいます。
結果として働く意欲を低くとられてしまう可能性もあります。
そのため、提出前に再度見直しを行い誤字脱字がない状態で提出できるようにしましょう。
志望動機や自己PRがしっかりと書かれていない
志望動機や自己PRが十分に埋まっていない場合も、書類選考の時点で不採用になりやすいです。
なぜなら、働く意欲があまり感じられないという評価に繋がるためです。
そのため、印象に残っているエピソードを添えるなどして枠いっぱいまで埋めるようにしましょう。
履歴書の写真が不適切
履歴書の写真が規定に沿っていなかったりメイクが派手すぎる場合も、その時点で不採用になるケースがあります。
これは社会人としての一般常識がないと思われてしまうためです。
美容看護師の採用試験だからと言って、写真を華やかにする必要はありません。
履歴書の写真はナチュラルメイクで清潔感のある身だしなみを意識しましょう。
履歴書写真の詳しいルールについては看護roo！の「看護師の履歴書写真ガイド｜転職・新卒」を参考にしてください。
提出期限が守れない
応募書類の提出期限が守れなかった場合、その時点で不採用になることがほとんどです。
期限が守れないと「働きたいという意欲がない」と思われてしまいます。
また「ルールが守れない人」という評価にもつながります。
期限に遅れることがないように、書類は余裕を持って準備しましょう。
面接
書類が完璧でも面接が不十分だとやはり採用されるのは難しいです。
面接も事前準備を欠かさないようにしましょう。
身だしなみが整っていない
面接での身だしなみは、それだけで合否が左右するくらい重要です。
特に美容クリニックは美容医療を提供する場であるため、身だしなみには一層気を配る必要があります。
履歴書の写真同様派手なメイクは避け、清潔感を意識しましょう。
面接時の身だしなみについては、看護roo！の「面接で着てもいい服装とＮＧな服装」を参考にしましょう。
基本的なマナーや敬語が身に付いていない
面接時に社会人としての基本的なマナーや敬語が身に付いていない人も、不採用になりやすいです。
美容クリニックでは入職後覚えることが沢山あります。
そのため、社会人として基本的なビジネスマナーが身に付いている人を求めていることが多いです。
また、基本的なビジネスマナーが身に付いていないとお客様への接客へも不安を持たれてしまいます。
そのため、面接時のマナーや敬語については直前に振り返っておくことがおすすめです。
笑顔がない
美容看護師の面接では笑顔は非常に重要な評価ポイントになります。
なぜなら、美容看護師は一種の接客業でありお客様をおもてなしする必要があるためです。
面接で笑顔がないと暗い印象になり、接客業に向いてないと思われてしまいます。
スムーズな受け答えができていない
質問に対してスムーズな受け答えができないことも、不採用の原因になります。
先ほどもお伝えしましたが、美容看護師は接客業の色が強いです。
そのため、高いコミュニケーション能力が求められます。
よって面接でスムーズに受け答えができないとコミュニケーション能力が低いと評価され、採用が遠のいてしまいます。
働きたいという意欲がアピールできていない
面接で働きたいとアピールすることも、採用されるためには非常に重要になります。
始めにお伝えしましたが、美容看護師の求人は非常に人気で倍率が高いことが多いです。
数ある応募者の中から自分を選んでもらうためにも、自己PRなどで働く意欲をしっかりと伝えましょう。
美容看護師として採用されるためのコツ
ここからは、美容看護師として採用されるためのコツをお伝えします。
次のことを意識するだけで採用率が大きく上がるため、是非意識してみてください。
それぞれ解説していきます。
美容に強い転職サイトに登録する
採用されるために、まず美容看護師の転職に強い転職サイトに登録しましょう。
美容クリニックの求人は人気が高く、求人数も一般病院と比べると多くありません。
そのため、求人を探すこと自体が自力では難しいです。
また、クリニックによって求めている人材の特徴も異なります。
よって、自分に合ったクリニックを見つけるためにも、美容に強い転職サイトを活用することがおすすめです。
こちらの転職サイトは美容クリニックの求人数が特に多いため、おすすめです。
応募書類を完璧に仕上げる
美容看護師として採用されるために、応募書類は完璧に作成することが大切です。
先ほどお伝えした通り、提出する書類が不十分なだけで不採用になる確率が高くなってしまいます。
先述した、応募書類で不採用になる主な原因に当てはまらないよう、余裕を持って丁寧に仕上げましょう。
履歴書の書き方については、看護roo！の「看護師の履歴書まるわかりガイド」が参考になります。
面接対策を徹底する
よく聞かれがちな質問については答えを考えておくなど、事前に準備をしておきましょう。
そうすることで、面接官の質問にスムーズに答えられてかつ熱意もしっかりと伝えられるようになります。
また、準備をしておくことで本番中に余裕が生まれ、笑顔も作りやすくなります。
美容クリニックの面接でよく聞かれる質問
これらは、美容クリニックの面接で聞かれる頻度が高い質問です。
質問の意図と返答のコツをお伝えしますので、自分なりの回答を準備しておきましょう。
なぜ美容看護師になりたいのか
こちらは、美容看護師への熱意を問う質問です。
自分のエピソードを交えて「だから美容看護師になりたい！」という思いを伝えましょう。
私が美容看護師に興味を持ったのは、過去に自分自身が美容の面でクリニックにお世話に際の経験がきっかけです。
高校生の終わりごろ私は顔に発疹を伴う肌荒れが生じてしまい、一般皮膚科と美容皮膚科が併設されているクリニックにお世話になった経験があります。その際にクリニックの先生や看護師さんが美容の面で私のコンプレックスに寄り添って下さり、親身になって相談に乗ってくださったことでとても安心したことを覚えています。
クリニックに来院されるお客様の中には様々なコンプレックスや不安を抱えていらっしゃる方もおられると思います。入職後はそのようなお客様に親身になって寄り添えるよう努めて参りたいと思っております。
美容看護師として頑張りたいこと
これも美容看護師への熱意を問う質問です。
美容看護師になってからの目標を具体的に答えられるようにしておきましょう。
私は美容看護師として、お客様に寄り添ったサービスを提供できるよう努めて参りたいと思っております。
先ほどもお伝えしましたが、私自身過去に美容看護師さんに親身になって寄り添っていただいた経験があります。その時の経験から私は美容看護師というものに強く憧れるようになりました。
そのため、今度は私が美容看護師として自分にコンプレックスを抱くお客様に寄り添って、最適なサービスを提供できるよう、努力していきたいです。
病棟看護師と美容看護師の違いについてどう考えているか
病棟看護師と美容看護師の役割の違いを理解できているかを問う質問です。
美容看護師が医療だけでなく接客のプロでもあるという点から、「お客様との関りで何を意識するべきか」が伝えられると高評価になります。
まず一般の病院と比較して自由診療である美容クリニックではサービス業としての要素が強くなると思います。
そのためお客様の大切なお身体に施術させいていただくため病棟看護師と変わらず医療者としての自覚を持つことはもちろん、それにプラスして美容看護師では接客のプロとして言葉遣いや態度といった接遇面についてより一層配慮する必要があると考えています。
美容クリニックへのイメージ
美容クリニックの役割を理解できているかを問う質問です。
そのクリニックが、お客様にどんな価値を提供していると思うかを伝えましょう。
その中で、自分は看護師としてお客様にどのように貢献していきたいと思っているのか答えられると良いです。
美容クリニックは、お客様の気持ちに寄り添い、施術によって悩みを解消し笑顔になっていただくためのサポートができる場所であると考えております。
お客様は一人ひとり悩みや抱えている不安などは異なるため、全てのお客様の思いをしっかりと汲み取り、その思いに寄り添っていくということは簡単なことではないと思います。
だからこそ、目の前の患者様に自分は何ができるのかということを常に考え、一人ひとりにしっかりと向き合っていきたいと思っております。
美容看護師への転職に活かせるスキル・経験は?
続いて、美容看護師に転職する際に活かせるスキル・経験についてお伝えします。
外国語能力(特に英語・中国語)
外国語の能力は美容看護師への転職で、1つのアピールポイントになります。
最近では美容クリニックに来院される外国人のお客様も多くなってきました。
そのため、外国語が使えることは大きな武器になります。
特に中国人のお客様が多くいらっしゃるため、英語のほか中国語も重宝されることが多いです。
接客業の経験
接客業での経験がある場合、美容看護師への転職で非常に有利になります。
美容クリニックは一般の医療施設と異なりサービス業の色が強いです。
そのため、お客様へのおもてなしを非常に大切にしています。
接客業での経験があると、基本的なおもてなし・接遇についてはできるものとみなされるため、接客未経験者より採用の可能性が高まります。
ルートキープや採血、静脈注射など注射の実務経験
基本的な注射の実務経験もあると有利なことが多いです。
美容クリニックによっては美容点滴や採血などを行っている場所もあります。
その場合には基本的な注射手技が身に付いていることが必須となります。
全ての美容クリニックで求められるというわけではありませんが、注射の手技が身に付いていると選択肢が増えることは間違いありません。
美容ケア商品についての知識
ケア商品の知識がある場合も面接で有利になります。
なぜなら、お客様のお悩みに合わせてケア商品をご提案するのも美容看護師の仕事の1つだからです。
そのため、ゼオスキンなど美容クリニックでよく取り扱われているケア商品について知識がある場合には面接で是非アピールするようにしましょう。
美容看護師の転職でよくある質問
次に、美容看護師の転職でよく聞かれる以下の質問についても解説します。
美容看護師は美人じゃないと受からないの？
答えはNoです！
必ずしも美人でなないとなれないわけではありません。
しかし、美容看護師は患者様から憧れられる存在である必要があります。
そのため、髪形やメイクなどで清潔感を保つことは必要です。
美容看護師は若くないと受からないの？
最近は募集要項に年齢制限が明記されることはなくなりましたが、未経験者は35歳ぐらいまででないと厳しいというのが現状です。
理由としては、将来性と新しい業務の吸収性の差などが挙げられます。
しかし、経験者については制限なく40歳以上でも採用されることが少なくありません。
また、クリニックによって求めている年齢層が異なります。
そのため、年齢で悩んでいる方はキャリアアドバイザーに相談してみることがおすすめです。
美容看護師は太っていると受からないの？
これについては、太っている理由とその程度によります。
多少ぽっちゃりしている程度でしたら合格の可能性はゼロではありません。
また持病や薬の副作用など、明確な理由がある場合には考慮してもらえることがほとんどです。
しかしながら、理由もなくあからさまに肥満体型だと美意識や自己管理に疑問が残り採用される可能性は低くなります。
未経験でどうしても美容クリニックに合格することが難しい場合の対処法
これまで、美容クリニックに受からない場合の原因と採用されるためのコツについてお伝えしてきました。
しかしながら、美容未経験の方の中にはこれらのことに注意していても中々合格できないという人もいると思います。
その場合には、脱毛クリニックやAGAクリニックで1年ほど経験を積むことがおすすめです。
脱毛クリニックやAGAクリニックは未経験でも比較的受かりやすいです。
それでいて、美容看護師としての経験にはしっかりカウントしてもらえます。
そのため、その後の美容クリニックでの採用率が段違いで高くなります。
美容未経験で中々受からず困っているという方は、脱毛クリニックやAGAクリニックで経験を積んでから、再度美容皮膚科・美容外科にチャレンジしてみましょう。
美容看護師として合格した後はクリニックのHPを読んで知識と付けておこう
最後に美容看護師として合格した後に、やっておくと良いことをお伝えします。
美容看護師として合格した後は、採用されたクリニックのHPを読んでおくことがおすすめです。
お客様向けのHPに記載されている内容を頭に入れておくことで、実際に患者様から質問された際にスムーズに答えることができるようになります。
また、業務を教わる際にも基本的な知識が入っているため、理解しやすくなるはずです。
内容を全部を覚える必要はないですが、ある程度事前に知識を付けておくことをおすすめします。
まとめ
今回は美容看護師に受からない場合の原因と採用されるためのコツについて解説しました。
それでは、簡単に内容をおさらいしていきます。
- 誤字脱字が多い
- 志望動機や自己PRがしっかりと書かれていない
- 履歴書の写真が不適切
- 提出期限が守れない
- 身だしなみが整っていない
- 基本的なマナーや敬語が身に付いていない
- 笑顔がない
- スムーズな受け答えができていない
- 働きたいという意欲がアピールできていない
- 美容に強い転職サイトに登録する
- 応募書類を完璧に仕上げる
- 面接対策を徹底する
美容看護師は倍率が高く、採用されることは結構大変です。
しかし、今回ご紹介した不採用になる場合の原因と採用されるためのコツを押さえて対策を行えば、必ずあなたに合ったクリニックに合格をもらうことができるはずです。
是非諦めずにチャレンジしてみてください。
その際にこの記事がお役に立てたら幸いです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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