こんにちは、aiです。
- 夜勤がストレス
- 夜勤を辞めたい
夜勤前になると毎回このように感じて悩んでいる看護師さんはいませんか?
そんな方に向けて、今回は実際に夜勤を辞めるための具体的な方法と夜勤なしで働ける職場、夜勤なしの職場にスムーズに転職する方法をお伝えします。
この記事を読めば夜勤によるストレスから解放されるための方法がまるわかりです。
私も病棟での夜勤がストレスで4か月で退職しました。
その後は夜勤の無い美容クリニックに転職して毎日ストレスなく働くことができています。
この記事では実際に私が転職して夜勤を辞めた方法をそのまま記載しています。
ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。
夜勤を辞めたいと思っている看護師はあなただけじゃない!
「夜勤を辞めたいなんて考えているのは自分だけなのでは…」と思っている方も中にはいらっしゃるかもしれません。
しかし、夜勤を辞めたいと思っている看護師さんは結構たくさんいます。
看護師辞めたい
— みー (@miinyaoha) August 8, 2023
夜勤行きたくない
ほんの少しの手当てのために身体と精神壊してる
先輩に相談したら、この資格で働く限りどこの病院行っても同じって言われた
無理すぎる
夜勤行きたくないよ〜お局と一緒
— 看護師一年目🤕 (@x4268xhm) August 6, 2023
休みたい辞めたい辞めたい辞めたい辞めたい
心臓ドキドキする
夜勤を辞めたいと思うのは普通のことなので、そう思う自分を責める必要は全くないです。
夜勤を辞めるメリット5つ
ここからは実際に私が夜勤を辞めて感じたメリットをお伝えします。
主なメリットは以下の通りです。
長時間勤務が無くなり身体的に楽になる
夜勤が無くなると身体的な負担がかなり少なくなります。
2交代制の場合夜勤は12∼16時間に設定されていることが多いです。
これだけの長時間勤務だと身体的に大きな負担になっていたため、夜勤を辞めて私は身体がかなり楽になりました。
毎日質の良い睡眠が取れるようになる
夜勤を辞めると睡眠の質もすごく良くなりました。
夜勤をしている状態だと毎日の睡眠時間はバラバラの状態です。
さらに夜勤明けの日には外が明るい昼間に睡眠をとることになります。
そのため、布団に入ってもなかなか寝付けなかったり、周囲の物音ですぐに目が覚めてしまうことがとても多かったです。
しかし、夜勤を辞めてからは布団に入ってからすぐに眠れるようになり、起きたときに熟眠感も段違いになりました。
規則正しい生活が送れて健康的になる
また、夜勤を辞めることで睡眠以外の生活リズムも整い健康的になりました。
夜勤をしていると睡眠、食事、活動とほとんどすべての生活リズムが崩れることになります。
実際に私も夜勤を始めてから睡眠や食事が不規則になり、その結果体重が3~5㎏ほど増え額にニキビもできやすくなってしまいました。
夜勤を辞めてからは生活リズムが戻ったため体重ももとに戻りましたし、ニキビもばったりできなくなりました。
本当に健康的になったように感じます。
夜勤時のプレッシャーから解放される
夜勤を辞めることで身体的のみでなく精神的なプレッシャーからも解放されました。
基本的に夜勤では昼間よりも少人数で勤務することが多いです。
そのため何かあったときも少人数で対処しなくてはいけません。
その分勤務中のプレッシャーは通常よりも大きくなります。
私自身はこのプレッシャーが大きな負担になっていたため、夜勤を辞めて精神的にとても楽になりました。
夜勤明けの散財がなくなり有意義に使えるお金が増える
夜勤を辞めてから、夜勤明けの爆買いをしなくなり以前より有意義にお金を使えるようになりました。
夜勤明けはその解放感から財布のひもが緩みがちです。
私自身も夜勤明けには意味もなく爆買いしてよく散財していました。
夜勤を辞めると爆買いもしなくなったため、本当に必要なものにお金を使えるようになりました。
夜勤を辞めるデメリット3つ
続いて夜勤を辞めて感じたデメリットについてお伝えします。
夜勤を辞めると少なからずデメリットも生じるため、自分は夜勤を辞めて良いのかしっかりと確認しておきましょう。
選ぶ職場によっては給料が減る
夜勤を辞めると夜勤手当が無くなるため、職場によっては給料が減ってしまいます。
看護師の給料は夜勤手当でかさ増しされている部分が大きいです。
そのため職場を変えずに夜勤を辞めたり、選ぶ転職先などによってはもとの給料から大幅に減ってしまう可能性が高いです。
昼間に自由に使える時間が減る
夜勤を辞めることで昼間に自由に使える時間が減るというのもデメリットの1つです。
夜勤があると夜勤入りと夜勤明けの昼間の時間は自由に過ごすことができます。
実際に私も夜勤をしていた時は、入りと明けの日に家でゆっくり過ごしたり出かける予定を入れたり自由に過ごせていました。
夜勤を辞めると入りと明けの日もなくなるため自由に使える時間が少なくなり、窮屈に感じる場合もあります。
看護師として夜勤業務の経験を積めなくなる
夜勤を辞めると夜勤業務の経験は積めなくなります。
少人数で効率よく業務を進めたり、患者さんの夜間の状態観察など夜勤だからこそできる経験もあります。
夜勤をしなくなるとそのような業務スキルは鈍ってしまう可能性が高いです。
夜勤をしたくない看護師におすすめの転職先5選
ここまで読んで、中には夜勤の無い職場に転職したいと思った方もいるかもしれません。
そんな方に向けて、私が個人的におすすめする夜勤の無い職場を5つほどご紹介します。
夜勤がなくても高給料を維持できたり看護師として活躍できる職場は沢山あります。
それぞれの特徴を把握しながら、自分に合った職場を選んでいきましょう。
美容クリニック
美容クリニックは夜勤をしたくない看護師さんにおすすめの職場の1つです。
夜勤がなくても一般の看護師さん以上の給料を稼ぐことができます。
また予約制であることが多いため残業もほとんどなく、プライベートの時間を確保しやすいです。
私も美容クリニックに転職して、夜勤なしで前職以上の給料をもらうことができています。
ただ看護業務以外の業務も多いため、その点は自分に向いているか注意が必要になります。
夜勤を辞めたい方で看護業務以外も苦にならないという方には大変おすすめです。
美容看護師に向いている人の特徴は「美容看護師に向いている人・向いていない人の特徴を徹底解説」で解説しているので、是非チェックしてみてください。
訪問看護ステーション
次におすすめするのは訪問看護ステーションです。
訪問看護師も夜勤なしで比較的高い給料を維持することができます。
さらに、訪問看護は高齢化に伴い需要が高まっているため採用率も高めです。
日本看護協会発表のデータでは2021年の訪問看護ステーションの求人倍率は3.26倍
少しでも訪問看護に興味があるという方は、是非チャレンジしてみてください。
コールセンター
看護業務ではないですか、できるだけ看護資格を活かして働きたいという方には看護師専門コールセンターもおすすめです。
コールセンターでの看護師の役割は、医学的な知識や経験をもとにお客様からの問い合わせや相談に対応です。
デスクワークで残業もほとんどないため身体的負担も大変少なくて済みます。
ただお給料は20万円ほどが相場と言われており、一般の看護師と比較すると控えめです。
給料はそこまで求めないから夜勤なしで負担なく働きたいという方にはおすすめです。
特別養護老人ホーム
夜勤の無い職場として、特別養護老人ホームもおすすめです。
特別養護老人ホームでの看護師の役割は入居者さんの健康管理になります。
給料は夜勤のある他の介護施設と比べると少し下がりますが、夜勤がない勤務形態としては非常に高水準です。
生活の場でのサポートとなるため医療施設と比べると落ち着いて業務をこなすことがでます。
夜勤なしで自分のペースで業務をこなしたいという方におすすめです。
一般クリニック
最後におすすめするのが、一般のクリニックです。
夜勤や残業がなく、休みも基本固定のためプライベートを確保しやすくなっています。
また、軽傷の患者さんが多いため精神的なプレッシャーは少ないことが多いです。
ただ夜勤がない分給料は低めなのと、施設によって福利厚生や人間関係に当たりはずれが多いというデメリットもあります。
夜勤の無い職場への転職方法
続いて、夜勤の無い職場への転職方法をお伝えします。
この方法で私は実際にスムーズに夜勤の無い職場へ転職することができたため、是非参考にしていただければと思います。
現在の職場をスムーズに退職する方法
まず始めに、現在の職場をスムーズに退職する方法からお伝えします。
看護師は常に人手不足のため、引き留めなどによって苦労することも多いです。
今からお伝えするポイントを押さえて、できるだけ円満退職を目指しましょう。
就業規則を確認する
円満退職を目指すために、就業規則の確認は必要不可欠です。
就業規則には退職の意思を伝える時期が明示されています。
一般的には1か月前が多いですが、職場によってはそれよりも前になっていることもあるため確認が必要です。
円満退職のために、就業規則に則って余裕を持って退職の意思を伝えましょう。
退職の相談ではなく明確な退職の意思を伝える
退職を伝えるときは退職の相談ではなく、明確な退職の意思を伝えるようにしましょう。
気まずくなるのが嫌で退職の相談という形にすると、うやむやにされだらだらと退職が先延ばしになってしまいます。
実際に私は最初、師長に退職の相談という形をとったため中々退職までこぎつけることができませんでした。
むやみに先延ばしにされないよう、明確な退職の意思を伝えましょう。
退職の意思を伝える際に希望の退職日を伝える
さらに、退職の意思を伝える際には希望の退職日も伝えるようにしましょう。
希望の退職日を伝えることも、退職を先延ばしにされないコツの1つです。
実際の退職日については業務の引継ぎや職場の人員などが考慮されるため、必ずしも希望が通るとは限りません。
しかし、実際の退職日の目安とはなるため希望の日を伝えることは重要です。
仕事の引継ぎや必要な手続きはしっかりと行う
最後に、必要な引継ぎ・手続きをしっかりと行うことも大切です。
退職をするからと言って残りの業務を適当にやってしまっては、円満退職は叶いません。
自分が退職した後も仕事で迷惑はかけないように、必要な引継ぎと手続きをしっかりとこなしましょう。
自分に合った職場を見つける方法
転職を成功させるためには、自分に合った次の職場を見つけることが非常に重要です。
ここからは自分に合った職場を見つけるためのコツをお伝えします。
外せない条件を自分の中で明確にする
次の職場を探す際に、自分の中で譲れない条件を明確にしておくことが大切です。
これを行うことで、次の職場でのミスマッチを防ぐことができます。
給料・休み・業務内容など自分の中で優先順位が高いものを紙に書き出してみましょう。
転職サイトに複数登録する
転職サイトには複数登録しておくようにしましょう。
会社によって扱っている求人が違ったり、同じ求人でも条件が違うことがあります。
併用することで幅広い情報の中から、より良い条件で転職を進めることができます。
以下は私が実際に使用した転職サイトです。
こだわりがなければこちら全てに登録しておきましょう。
レバウェル看護(旧看護のお仕事)については「現役看護師が解説!レバウェル看護(旧看護のお仕事)がおすすめの理由【レビュー】」で紹介しています。
キャリアアドバイザーに頼る際ためらわずに希望の条件を伝える(遠慮はしない)
キャリアアドバイザーに頼る際には自分の希望の条件をすべてしっかりと伝えるようにしましょう。
私もそうだったのですが、希望の条件を伝える際「わがままに思われないか」などといった不安がよぎることがあるかもしれません。
しかし、ここで遠慮して希望の条件を伝えないと転職後のミスマッチに繋がる可能性が高くなります。
自分に合った職場に転職するためにも、自分の希望はためらわずに伝えるようにしましょう。
いくつかの職場を比較検討する
とても良いと思う職場が見つかったとしても直感でそのままそこに決定することはやめましょう。
直感で決めてしまうと後々さらに良い職場を見つけて後悔することも多いです。
いくつかの職場を比較検討してその中で最も自分に合っている職場を選択することが大切です。
私自身、最初は保育園看護師になろうと思って前職場を退職しました。
しかしいくつかの職場を比較した結果、業務内容と給料面から自分には美容クリニックの方が合っていることに気が付くことができました。
今の職場のまま夜勤をせずに働く方法もあり!
ここまで夜勤を辞めるための転職方法についてお伝えしてきました。
しかし、中には転職はハードルが高いという方もいると思います。
そんな方は、今の職場のまま夜勤をせずに働けないか検討してみましょう。
外来への部署移動などで転職せずに夜勤を辞める方法もあります。
上司に「夜勤が辛いこと」「部署移動で夜勤をせずに働きたいこと」を伝えてみましょう。
【夜勤を辞めない場合】少しでも夜勤を楽に乗り切る方法
最後に、夜勤を辞めない場合に少しでも夜勤を楽に乗り切る方法をお伝えします。
ここまで読んだけどまだ少し夜勤を頑張って続けようという方は、ぜひ参考にしてください。
夜勤前は無理をせずしっかりと睡眠をとる
少しでも夜勤を楽に乗り切るには、夜勤前にしっかりと睡眠をとるようにしましょう。
その時は大丈夫だと思っても、夜勤前に無理をしてしまうと夜勤中身体が辛くなってしまいます。
実際に私も初めての夜勤前にほとんど睡眠をとらずに遊んでいた結果、夜勤中睡魔とめまいでとても辛い思いをした経験があります。
自分の身体を過信せず、入りの日は夜勤に備えて体を休めておきましょう。
夜勤明けに映画やショッピングなど好きな予定を入れる
夜勤明けに自分の好きな予定を入れておくことも、夜勤を乗り越えるためのコツの1つです。
好きな予定を入れておくことで、それが活力になって辛い夜勤も乗り越えられます。
私は病棟時代、夜勤明けに温泉に行く予定をよく立てていました!
ご褒美があると勤務中のやる気も変わりますので、是非試してみてください。
夜勤にお気に入りの夜食を持って行く
また、夜勤にお気に入りの夜食を持って行くこともおすすめです。
お気に入りの夜食があると、夜勤中でも楽しみが感じられて辛さが軽減されます。
私はチョコレートが大好きなので、夜勤用のポーチに入れて休憩中によく食べていました。
あなたがが少しでも楽しみを感じれるようなことを探してみてください。
夜勤を辞めるのに下手なプライドはいらない
この記事では看護師の方が夜勤を辞めてストレスなく働くための方法を解説してきました。
中には看護師としてのプライドが許さず、夜勤を辞めたくても辞められないという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、この記事でお伝えした通り、夜勤がなくても看護師として活躍できる職場は沢山あります。
また、夜勤をしないからと言って看護師失格というわけでもありません。
ですので、もし本当に夜勤を辞めたいと思っているのであれば、自分のためにも夜勤を辞めて新しい働き方にチャレンジしてみることをオススメします。
この記事がその際に役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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